2015年10月5日月曜日

仕上げ加工

お茶の仕上げ加工をしました。
製茶工場で作られたお茶は荒茶といって、お茶の形が不揃いで、茎や粉も多く混ざり合った、いわばひっちゃかめっちゃかな状態です。
その荒茶を製茶機械とは異なる機械で、市販(各価格帯)に適したお茶に仕上げていきます。

今日はあまり高くないお茶の仕上げをしました。(でも結構人気商品なんですよ!)

冷蔵庫で保存しておいた今年の荒茶を、篩が沢山ついた機械に入れて各パーツに一度分解します。






よーく見ると大きさが違います。
これらのパーツをプラモデルを作るように慎重に(大袈裟ですが)組み合わせます。
その後、見た目や味を落としかねない茎や粉は適宜取り除かれます。


それらは「芽茶」「粉茶」「茎茶」といったお馴染みのものに再利用されています。
そして最後に、火入れ(乾燥)をして出来上がりです。
仕上げるお茶の量が多い時は、少し大きめの火入れ機を使います。




お茶って意外と手間がかかっているんです(^O^)

0 件のコメント:

コメントを投稿